ドア・クローザ


◎ドア・クローザとは、玄関や室内のドアの開閉の際に、手を離すと自動的にドアが閉じる機能とドアが急激に閉じるのを緩和する機能を併せもった装置です。
◎上記の機能のほかにも、風圧等で急激にドアが開いてぶつかるような事故を防ぐための機能、ドアが開いた状態を保持する機能等を併せもったものなどがあります。
◎ドア・クローザは、ドアに取り付いて初めてその機能を果たす部品ですので、ドアとの相性が非常に重要です。そのため、ドア・クローザの選定の際には「ドアの材質・形状・重量・開口寸法等」を考慮する必要があります。



◎BL認定部品のドア・クローザでは、木造、RC造、S造等各種構造の戸建住宅および集合住宅に使用する「玄関ドア」や「内装ドア」に用いる『ドア自閉装置』を対象としています。開閉形式の種類としては「開き戸用」および「引き戸用」があります。
◎標準化選択基準として「標準化ドア・クローザ」の基準、また、推奨選択基準として「長寿社会対応ドア・クローザ」の基準を定めています。
◎施工性、互換性を配慮し、取付けピッチが、「I型」「I- S型」「 II 型」「 II - D型」で統一されたタイプが用意されています。


〈BL認定基準の特徴〉
開閉操作
快適に開閉操作できるよう、玄関ドア開き戸用ドア・クローザおよび内装ドア用の「開き力」「閉じ力」について基準を設けています。

耐久性
長期間の使用に十分耐えられるよう、玄関ドア集合住宅用ドア・クローザは20万回の開閉を繰り返し、終了後、使用上支障なく作動し、また、開閉中及びその後油漏れがないことを確認しています。

あおり防止機能
あおり防止機能(開き側:バックチェック機能)付きドア・クローザは、ドアの開き方向に風の外力が加わっても急激に開かないよう、70 〜85°の有効開始角度から、20°開く速さが1秒以上であることに定めています。
あおり防止機能(閉じ側)付きドア・クローザは、ドアの閉じ方向に風の外力が加わっても緩衝しながら閉じるよう、開き角度20゜からの閉扉時間が0.8 秒以上であることに定めています。

〈標準化選択基準「標準化ドア・クローザ」〉
防火戸を必要とする集合住宅の玄関ドア用で、構成、寸法、取付方法を規定しています。ドアとの取付形式は、扉が閉じている時のアームの取付状態がドア面に平行になり、玄関内部で邪魔にならないように配慮されているパラレル取付型となります。

〈推奨選択基準「長寿社会対応ドア・クローザ」〉
車椅子使用者が容易に開閉操作できるよう、「開閉力」「閉じ力」に基準を設けています。車椅子が安全に通過できる有効幅員を確保するため、ディレードアクション機能により閉鎖時間の調整が行えることものとなっています。